山東省旅行の話 その2&今日の事

7月9日の日記からのつづき


7月7日 3日目


朝5時半に起きて6時に趙さんと合流
6時半にバスに乗って青島へ(1人51元 約816円)
9時過ぎに青島のバス駅に到着し、趙さんとどこへ行くか相談すると趙さんは五四広場に行きたいと答えた
まずは青島の地図を買って場所を調べて効率良く動こうと提案したんだけど、先に五四広場に行こうと言われ承諾する
趙さんはそこらに歩いている人に五四広場の場所を聞き、まず電車の青島駅に行ってそこからバスで行けると言われ、まずはバスに乗って青島駅へ行くことになった
バス駅から西へ約30分

電車の青島駅へ到着〜

まずは地図を買おうと駅前を散策していたら「味千ラーメン」を発見
へ〜
日本人がチェーン展開しているラーメン屋がこんなところにもあるんだな〜
おいどんが写真を撮っている間に趙さんが五四広場の場所を聞くと
東に30分行くとバス駅があるから、そこからさらに東に20分行ったところにある
と言われた
はい?
つまり最初にバス駅で聞いた人が西に30分行けって言ったのは嘘?
うわ〜
往復すると1時間も損なのかよ
趙さんは旅行慣れしてないし、地図も手に入らないからこのままじゃまともな観光なんかできない!
というわけで趙さんに五四広場には後で行くからおいどんに任せて!と言って近くの観光案内所へ
そこで地図と色々な観光ルート&値段&所要時間を確認して趙さんに相談せずにさっさとお金を払って当日観光に参加しました
だって趙さんに相談するともしわからなければ他の人に聞けばいいって簡単に答えるけど
中国人ってわからなくてもわかっている振りをしたり平気で嘘を言うから信用できない!


おいどんが決めた観光はまず船に乗って海から青島を見る→バスに乗って青島で一番高い所にある回転塔?を見学→バスで近代青島美術館のルートで所要時間は約3時間、お値段は1人35元(約560円)だ
まずは船に乗って観光開始


船の最後尾に陣取って写真を撮る


海面に靄がかかりその上から青島湾の対岸の山が見える
結構神秘的な感じ


ここが次に行く回転塔


中国の軍艦が停泊してた

有名な灯台らしいが名前は忘れたw

う〜む
綺麗な風景だぜ


こんな感じで30分ほどのクルージングの後、バスに乗って回転塔に向かう


下に見えるのは青島の町並み




回転塔の内部からの風景写真
青島の町並みは綺麗だね〜
ちなみにこの上の写真の左に写っているのは中国の軍艦ね

第一次世界大戦まで青島はドイツの租借地だったんですよ
その時にドイツの皇帝用に建てられたのが上の写真の建物だそうです

ドイツ皇帝用の建物のさらに奥の風景


回転塔を見終わった後、現代青島美術館へ行ったんだけど
ここはしょぼくて大したことはなかったw
この後、青島駅に戻って解散とのことだったのだが、ここから五四広場に行く方が近いので、おいどんと趙さんはここでツアーのみんなと別れ、まずはすぐ近くの魯迅公園へ

歩いて約10分で到着
魯迅公園とは書いてあったが普通の公園と何も変わりがなかった
あったと言えば魯迅公園付近の海岸に大量の藻が発生していて、それを人民解放軍が除去していたくらいかな
第52突貫部隊の旗を立て、300人くらいが人海戦術で作業してた
写真を撮れる雰囲気じゃなかったので写真はなしw


魯迅公園の後はバスに乗って五四広場へ

五四広場の有名なオブジェクトらしい

近付いてみたらめっちゃ大きかったw


ここが北京オリンピックのヨットレースだっけ?の会場
ここも魯迅公園の海岸と同じく藻の影響があって、無事に開催できるか心配されているそうだ


趙さんの目的である五四公園を見終わったのでやっとお昼ご飯
時間はすでに15時だったんだけど、莱州に帰るバスの時間の都合もあったのでここまでは食事なんかしている余裕がなかったw
2人で五四広場のピザ屋に入って食事をしたんだけど、聞いたことがない日本系のピザ屋で食後に店長さんがおいどんのところに来て日本との味の差や、どうしたら日本人客がたくさん来てくれるか?など聞かれた
ああ
もうすぐオリンピックだから日本人客を増やしたいのかな〜
とりあえず味は日本とほぼ同じだけどボリュームが少ないので、ピザとパスタとサラダのセットメニューを作ったり、パルメザンチーズを用意してお客が自由に使える方が良いと答えておいた
それから五四広場のバス停に行って青島バス駅への行き方を確認してからバスに乗って青島バス駅へ戻る
この時にトラブルがあったんですよ
道路のマンホールを中心に100〜150人の人だかりができていて道路を塞いでいた
バスが進まないのでさっさと降りてとりあえず様子を見ていたら救急車が来た
見ていた人に何があったのか?と聞くと、マンホールの中で作業をしていた人から返事がなくなり、救急隊が来て1人救助に降りたのだが、救助に降りた人からの返事もなくなったとのことだった
しばらく見ていると他の救急隊員と救急車の人が協力して2人を引き上げたけど、どちらもお亡くなりになっていた感じでしたね
マンホールの下で有毒ガスでも発生してたのかもね
二次災害が起こらないように慎重に救助するとかしないんだな


それからタクシーに乗って青島バス駅に行き、莱州への帰りの切符を購入(38元 約608円)
17時に青島を出発し、20時20分に莱州へ到着
趙さんと一緒に晩ご飯を軽く食べてから別れ、おいどんはホテルを探すことになった
前の日のホテルはちょっと酷かったので、今日はゆっくり休めるようにちょっと高いところに泊まることにした
とりあえず莱州バス駅の周りで3軒のどれかにすることにした
1軒目は200元(約3200円)
2軒目は188元(約3008円)
3軒目は180元(約2880円)
3軒とも値引きするよ〜と言われたが部屋だけ見せて貰って他の所にするね〜と断ったら、2軒目のホテルが80元でいいと言ったので即決


こんな感じの良い部屋でしたよ
2人部屋を1人で占有
エアコンもあったし文句なし
部屋に荷物を置いてから近所のマッサージに行き値段交渉して30分30元(約480円)でやってもらいましたw
夜の22時くらいだったのでホテルもこれ以上客が来ないし、マッサージも同様なので値段交渉が楽でしたね(莱州に来るにはバスを利用するしかなく、20時半以降に到着するバスはない)
23時には寝たかな〜


7月8日 4日目


朝8時に起きてホテルを出て、9時20分のバスに乗って烟台に戻る
11時40分にバスが烟台バス駅に到着し、烟台のバス駅で大連に戻る船の切符を購入
最初の予定では14時発の高速艇に乗るつもりだったのだが、今日は海が荒れているので出航しないとのことだった
一番早く出航する船は?と聞くと12時20分の普通船があると言われた
この時11時50分w
30分後に出航だけど間に合うの?と聞くと間に合うと言われたので3等B席(200元 約3200円)を購入し烟台港に向かう
この時に船の切符売場のおじさんが一緒に来て3輪タクシーを止め、行き先と急いでいるということを言ってくれた
めっちゃ親切だ〜
ちなみに3輪タクシーに乗ったは初めてだったんだけど
乗り心地は最悪でしたw
10分で烟台港へ着き、荷物検査をクリアしてギリギリ乗船に間に合った
自分の部屋を探して中に入ると

こんな感じでした
6人部屋なんだけど、4席が空席でおいどんと女の子の2人だけだったので気楽でしたよ
大連到着までゆっくり休み、18時30分に大連港に到着

これが帰りに乗った船
行きよりも一回り小さい


それから大連駅に移動して23時発の長春行きの電車に乗る予定だったのだが満席で切符が買えず、仕方なく大連君の家に泊めてもらうことになった
まずは大連君の家に行って荷物を置き、喫茶店で2時間ほど話をしてから大連君とおいどんと大連君の友達の女の子の3人でおいどんが希望した博多ラーメンの店に晩ご飯を食べに行った

博多ラーメンとか久し振り過ぎるw
値段は25元(約400円 替え玉が10元 約160円)でも味は微妙でしたわ
他にもマグロ丼、焼き鳥、サラダ、味噌カツなどなど長春では食べられない物を中心にガシガシ食べる
だってこの日も朝ご飯&昼ご飯を食べられなかったのでお腹ペコペコだったのだ〜
結局3人で約300元(約4800円)も食べ、値段がちょっと高いのでおいどんが御馳走しましたw
食後は大連君の部屋に帰り、近況なんかを話したんだけど大連君から借金の申し出があったのは驚いた
事情を聞くと大連君は中国銀行に口座を作って、日本の親から送金して貰う予定だったのだが、1ヶ月上送金が上手くいかず、いつになったら送金できるかわからないので借りたいとのことだった
おいどんは三井住友の国際キャッシュカードを使っているので日本から送金の必要はない
事情が事情だし、場合によってはおいどんの日本の口座に貸したお金を返してくれるならいいや〜ってことで大連君と一緒に中国銀行へ移動
そこでおいどんのカードを使ってお金を引き出したんだけど、1日5000元(約8万円)のリミットがあり、この5000元と手持ちの625元を合わせて5625元(約9万円)を貸した
一応借用証書も書いてもらい、早急においどんの口座に返済金を振り込むようにと指示をしてこの日は寝ました
つづく


ここからは今日の話


なんと今日はおいどんがいる長春市に聖火リレーが来ました!
でも目が覚めたのが11時ですでにリレーは終わってました!
別に興味ないからいいんだけどねw
お腹が空いたので中国人の友達に電話をして一緒にお昼ご飯へ
行ったのは東北師範大学の近くにある「東師会館」にある日本料理屋「北海」
なんとなく日本料理が食べたかったんですよw
注文したのは

まずはサラダ
右にあるのは麦茶でしたよ
麦茶なんかめっちゃ久しぶりだ〜w
ちなみに中国語で言うと「大麦茶」(ダーマイチャー)

そしてししゃもと牛タンw
他に醤油ラーメンを注文して食べました
2人で約100元(約1600円)
それから長春駅へ移動して上海に行く航空券を買いに行ったんだけど、北京オリンピックが近いからあまり値下げはしないと言われ、結局1400元(約22400円)と言われたので断った


それから長春駅周辺でウィンドショッピングをしていると日本人のかわいい女の子から電話がかかってきて折り入って頼みがあると言われ、買い物の途中だったがタクシーに乗って急いで寮に戻り会って話を聞くと、大連君と同じように中国銀行に口座を開いたが日本から送金できず、非常に困っているとのことだった
当面いくら必要なのか?と聞くと10日間の長期旅行に行くのと、すでにもうすぐ帰国する女の子に借金をしていてそれを返済するために7500元(約12万円)が必要とのことだったので、急いで銀行に行きお金を下ろしてまずは4000元(約64000円)を渡し、残りは明日渡すから取りに来てね〜と言って別れた
あれだ
日本から中国の銀行への送金って日本にいる親御さんが慣れていないせいかうまくいかないみたいだな
しかも1回振り込んで成功したか失敗したかがわかるのが2週間後だから、1ヶ月に2回しか送金チャレンジができない
失敗しても手数料を取られるそうなので
中国銀行に口座を開いて日本から送金して貰うという方法は止めた方が良いですね
振り込んで貰うことまで考えれば日本の各銀行の国際キャッシュカードが一番便利な気がする


その後はおいどんの寮に新人で入ってきた女の子のフロント職員が今日はお休みとのことなので、彼女と2人で晩ご飯を食べに行きました
いや〜
おいどんの寮はホテルも兼ねているので、フロントの職員はかわいい子ばかりなんですよね〜
晩ご飯は韓国料理の店へ
おいどんはコムタン、彼女はビビンパイカリングを注文し、イカリングは2人で食べました
彼女はまったく日本語を話せません
なので中国語の練習にはもってこいなんですよ〜
授業もないし、長春の中国人の友人はほとんど実家に帰っちゃったので、何とかして中国語を話す時間を無理にでも作らないとこのままじゃ授業もないしまったく中国語を話さない生活になっちゃうんですよ
それで仕方なく一番かわいい新人の女の子を食事に誘ったわけです^^
うん
かなり辛かったが楽しかった
会話のネタ振りが大変だったわ〜
だって昨日初めて話したので彼女のことが何にもわからないし、彼女にとって失礼なことを聞いたりしたらアウトだから慎重に話しましたわ


食後は部屋に戻ってブログを書いていたらいきなりの停電w
フロントに聞きに行くと復旧はいつになるかわからないとのことだったのでさっさと寝ましたよw