医者嫌い!第三話

このときの状態ですが、左目は目隠しされていて見えず、右目は勝手に眼球を動かさないように言われていたので
何が起こってるか正確には把握できなかったが
このクソ執刀医と新たに現れた連中の話を総合すると昭和大学の医学部のクソ学生に手術見学をさせている、ということのようだ
私はこのことに一切同意した覚えはない
もちろん、どこかの詐欺師みたいに大量の書類を出して全部にサインさせてからボッタくるやり方みたいに
入院時の書類に手術学生見学同意書を紛れ込ませてサインさせられてたのかもしれない
相当珍しい症例らしいから、後学のために学生の見学は重要だということはわかる
でも・・・
麻酔なしですげー痛いの我慢してる人の人権無視でそりゃねーだろー?
どうですかね?
クソ執刀医のせんせーさん?
偉そうに私の眼下底骨をツンツンしやがって!
どれだけ痛いと思ってんだ?!
この後、眼下底骨を戻し左目の目隠しを取り、眼球の位置調整のとき、麻酔を使えなかった理由がわかった
執刀医「眼球を戻したから動かしてみてね」
おいどん「上を見たり下を見たりすればいいんですかね?」
執刀医「いまから見せる紙を両目で追いかけて見て、紙がずれて2枚に見えたら右目で見ている紙が左目で見えている紙に対しどっちにずれたか言ってね」
眼球がずれることによって起こる視覚障害(複視)を治す為なのですが、麻酔を使うと眼球を動かすことができないからである
これがまた非常に痛い
しかも右にずれたと言って激痛を伴いながら眼球をちょっとずらす
今度は左にずれてまたずらすという感じで、こちらとしても一発で眼球の位置を説明できる表現がなく、無駄に時間と激痛が繰り返された
はい
もう
ギブアップっす
おいどん「おー!もうばっちりずれてないです!」←大嘘
執刀医「じゃあこれで縫合するね」
で手術終了・・・
その結果・・・
両目の眼球だけで一定範囲より外を見ると(顔は正面を向いたまま目だけで下を見るなど)複視の後遺症が残りました・・・orz
いまもシャツの首に近いボタンを留めるとき、ボタンが2個見えます
もうね
ほんとあの激痛に我慢できなかったのよ
みなさんもこの眼下底骨の骨折だけは気を付けてください
肋骨折る方がましですよ!


今日のお勧めは「荀子」です
古代中国思想の根本となる「儒教」に真っ向から疑問を投げかけた「性悪説」を基に独自の視点による教育の重要性、法の重要性、政治の重要性を説いています
法治国家の根本となる理論に重点が置かれ、荀子の弟子に先日紹介しました「韓非子」がいて
韓非子により法治国家理論が完成されたといっても過言ではないです
現在の中華人民共和国における法の理念は、この「荀子」と「韓非子」を基にしており
16億人とも言われる巨大国家の安定を支えています
こう書くといまの日本には関係ないかともお考えかもしれませんが
教育の重要性と教育の仕方は非常に勉強になると思います
荀子の有名な言葉ですと「青は藍より生まれども藍よりも青し」があります
意味は
「青(生徒)は藍(教師)の教えで育つが、しっかり勉強すればいつか藍(教師)を超えた青(生徒)になる」
です
私がこれから社会人になる方や社交性を磨きたい、話し上手になりたいなどと相談を受けるとお勧めするのが「韓非子」「荀子」「孫子」です
次は孫子を紹介しますかね