医者嫌い!最終話

ohkamiboushi2006-09-11

医者嫌いの話は今日で最後なのですが
今日の話はシャレになってません
ちょっと重い話です
何年か前に母が階段から落ち、右肘と手首を骨折しました
119番をしてから、私が応急処置をしながら救急車の到着を待ちました
救急車到着後、外科医がいる病院を探してもらって見つかった病院に搬送
私たちが病院に到着と同時にもう一台の救急車が到着
いやーな予感がしたんですが、思いっきり的中しましたよ
なんでももう一台の救急車で搬送されてきた患者が重体でそちらを先に処置するとのこと
とりあえず処置をしてもらえるようになるまで待つしかなかった
待つこと30分、さすがに母の顔色が悪くなってきた
近くを歩いていた看護士に処置室の話を聞くとまだまだ時間がかかるらしいとのことだった
こちらの状況を伝えて痛みだけでもなんとかならないかと聞いたが医者じゃないので何もできないとか言われた
これはもちろん当然のことなのだが
氷持って来るくらいできんだろ?
私に言われるまで気が付かない看護士
他に気になることがあったのかもしれないが、もうちょっとなんとかならんのかねぇ
このときのやり取りでこの看護士さん かなりびびらせちゃいました^^;
私としても母のことで必死だったんでw
ゴメンネ
これ以降、ちょくちょく様子を見に来て、氷や飲み物など持ってきてくれました
ビクビクしながらでしたがw
結局、母の処置が始まったのが3時間後、そのまま入院となりました
その後1週間くらいしてから手術が決まり、手術内容の説明がありました
アホ医者「明日の手術では粉砕骨折した手首をくっつけるために尾骶骨を削って使います 肘の骨折は後日、手首の回復具合を見たうえで決めます」
間違いなくこう言いましたよ
そして手術が行われ、手術の結果を聞きに行くと
アホ医者「予想以上に手首の手術が順調だったので肘の骨折もついでにやっておきました」
私も父も唖然としましたよ
蛇足って言葉知ってるか?って言いそうになりましたよ
その後、母もリハビリをがんばりましたが、アホ医者の手術前の説明ほどには回復せず
というか手首も肘もくっつきましたがあまり曲げることができない状態で、右手が自分の顔に届かないため、食事どころか顔を洗うことにも支障が出ました
アホ医者の手術前の説明ですとここまで障害は残らないという話だったはず
予定通り手首の手術後に肘の手術を行っていればこんなことにはならなかったのでは?
と聞いたところ、あっさり認めましたよ このアホ医者はw
そして肘の再手術が行われましたが、手術前と状態は変わらず、母は利き手の右手に障害を残すことになりました
若い医者はダメだねぇ


今年は今年でとんでもないことをやられましたよ
5月中旬、祖父が心臓の病気で倒れ、成功率25%の緊急手術しないと助からない状態になり、3日後に手術が行われました
執刀医も驚くほどの大成功でその4日後には集中治療室から一般病室に移りました
このときに私が父に一般病室に移すには早過ぎじゃない?とは言いましたが、まぁ、医者の判断だしいいのかなぁとも思ってました
祖父も非常に元気でしたよ
でもその2日後・・・
祖父の様態が急変、院内感染で肺血漿になり、翌日には亡くなってしまったのです
こんなアホみたいな判断するとかもう医者なんか信じられませんよ
人の命をなんだと思ってるんですかね
そのくせなんでもかんでも誓約書にサインさせて医者に任せろ?
ゴミみたいな医者ほど言い訳だけは達者なんだよね
医者不足で来年から医師免許を乱発するって決まったけど、国民を不安に陥れるだけだって厚生省はわからんのかねぇ
ちょっと暗い話になったな
すまそ


今日のお勧めは昨日話した「孫子」です
この本は世界で最も読まれている兵法書です
最近でも中国政府がアメリカの外交、戦争の仕方をもっと考えて欲しいという嫌味を込めて、ブッシュ大統領にこの孫子が贈られたそうです
兵法書と聞くと戦争の戦い方や陣形、陰険な計略のことだと思い浮かべる人がほとんどだと思いますが
孫子の根本は「どうしたら戦争をしないで済むのか」ここに重点を置いています
現代の経営学にも共通する部分は多く、部下を統率する方法などリーダーとして知っておくべきことも書かれており
過去の偉人たちが読み継いできた理由がわかると思います
武田信玄の旗印である風林火山孫子からの引用ですし、ナポレオンも愛読書にしていましたし
第一次世界大戦中のドイツの指導者ウィルヘルム2世が敗戦後、孫子を読む機会があり
「もっと前にこの書に出会っていたらこんな負け方はしなかった」と言ったのも有名です
孫子が書かれてから2500年以上が経ち、その間も世界中でたくさんの人が兵法書を書き残しましたが、孫子を超える書は存在しません
現代の書はわずか10年で廃れ、消えていくような内容の薄い物ばかりです
2500年経った現代でも通用する内容なんですよ
凄いと思いませんか?