人生最大の苦労 第11話

片腕君の帰還も未定のまま、やれることからどんどんやっていく
お店のレイアウトは決まっているが、細かい飾りつけや事務用品などは早番の女の子たちと相談しながら100円ショップで購入してくる
あれ?制服ってどうなってるんだ?w
おいどん「K社長、お店の制服とネット対応のゲーム機のネット回線の確認用ノートパソコン、あとプリンターが必要なので用意をお願いします」
K社長「制服はカタログ送るからすぐにお前が注文しろ。ノートパソコンやプリンターはパソコンオタクのお前が余らしてるの持ってこい」
おいどん「制服って会社に在庫がないのですか?まだバイトが決まりきっていないので制服の注文は無理ですよ。男女の数もサイズもわからない状態ですよ。余分に注文してもいいんですか?あとパソコンとプリンターは了解しました。私の手持ちをお貸しします」
K社長「そのお店はそのお店独自の制服でやる。数やサイズなんかは大体わかるだろ。余分の注文は認めない」
おいどん「バイトの入れ替わりもありますし、何日か連続で入るバイトに制服を洗濯させたら翌日は予備を渡さないといけないので最低でも5着の予備が必要です」
K社長「そんなことにまで金をかけられるわけないだろ!そこはうまくやれ!」
本当に「人」を「駒」か「道具」でしか考えられない人なんだなぁ
「人」がいなければ何もできない
天の時、地の利、人の和
いい時期にお店をオープンさせて、人が集まる立地でも、それを運営管理する人のやる気がなかったら、客離れが早いんだけどね
とりあえず翌日、カタログがきたのでアーミーっぽい迷彩の入った制服に決めて、数も大体の予想で注文のFAXを入れておいた
それを確認したK社長から電話が入る
K社長「なんだこの制服は!お前はセンスがない!俺が服は選ぶ!」
とのことで文句も言わず勝手にさせましたw
K社長が注文した制服が届き、それを見た早番の女の子からおもしろい話を聞けました
つづく