中国語学研修でこんなことあったよ! 第3話

ohkamiboushi2007-08-30

昨日の続き


総勢14名で天壇公園に行き、案内されるままに見学しているとみんなで記念写真を撮ろうと教授が言い出したので
三十六計逃げるに如かずってことでうまく逃げましたw
写真は嫌いなんですよぉ
写真に写ると寿命が縮む!
これほんと!
自分が写った写真を見て
「これがおいどんかよ・・・」
で、がっかりして寿命が縮むの!
とにかくカメラからは逃げまくりw
見学が終わって天壇公園からの帰り道、「二胡」という中国の弦楽器を弾いている老人がいて、聞き終えてから拍手をするとその老人が何かを言ったが中国語だったのでさっぱりでしたよ
はっはっはっはっは
そして引率の教授がそれに答えて言い合いとなってました
決着が付いたようで何の話だったのか教授が説明してくれました
以下その要約


老人「君たちは日本人だろう?日本人は拍手はするけどお金はくれないからね。西洋人はお金をくれる」
教授「彼らは日本の学生です。彼らは論語を学んでおり、拍手という礼で応えました。拍手はお金では買うことができません。あなたが拍手を貰えたのはとても素晴らしいことではないのですか?」
老人「その通りだ。しかし日本人は中国に戦争を仕掛けてきた連中だ」
教授「それは昔の話でいまの学生には関係のないことです」


う〜ん
やっぱ中国の老人なんかは根深く日本人の事を恨んでいるんだねぇ
歴史には色々な視点からの見方はあるけど、日本人のおいどんの目から見ても確かにあの強引な開戦は悪いな〜と思う
でもそのおかげで中国はイギリスやフランスからの植民地的支配から抜け出せたのも事実じゃないのかな
今の中国の国民統制で生きてきた中国人にこのことを言ってもわからないんだろうね


それから寮に戻り、高級レストランで歓迎会が開かれました
相変わらず2つのテーブルに男女別々に座る
北京ダック等おいしい物をたんまり食べて歓迎会終了
寝る前の運動を兼ねて1時間ほど散歩をしてこの日は終了
この散歩の時に中国人に話し掛けられたのだがさっぱりでした
根本的に覚えている単語が少なすぎるんだよね
もっと勉強しないと〜と痛感


翌日の8月5日は特に予定がなかったので午前中は翌日から始まる授業の予習と、日本から持って行った一般会話の学習をする
CD付きの本なので発音の練習もばっちり
だがこの時に大問題発覚!
同室になった4年生が辞書を一切持ってきていなかった!
そしておいどんのところに借りに来る
2人で1台の電子辞書を使って勉強とか非効率的過ぎるので、一緒には勉強しないように時間を変えることにした
これが今回の研修の最大の痛手でしたね
同室君が21時〜23時まで勉強してすぐに寝ちゃうと、おいどんは部屋を明るくできないので勉強道具一式を持って誰にも迷惑をかけない明るい場所を探して午前1時とか2時まで勉強をしなければいけないことが多かったのですよ
授業の日は6時半起きで授業でしたからねぇ


この日の午後は教授が「西単」というところにある大きい本屋に行くとのことで教授+学生11人の計12人で行くことになった
寮の前の大通りでタクシーを3台止めるように言われ、おいどんが3台のタクシーを確保する
タクシーは1台に4人乗れるので12人なら3台で十分なのだ
おいどんは他の3人の男子と最初のタクシーに乗って近くの地下鉄の駅で待つ
2台目のタクシーが到着すると降りてきたのは女子が3人のみ
ということは残っているのは5人だ
なんだそりゃ
さらに待つこと5分以上、やっと2台のタクシーが来て5人が降りてくる
ちなみにタクシー代は先生の自腹だ
先生の自腹だからってタクシー3台で済む所をわざわざ4台にする意味がわからない
無駄に待たされたのに謝罪も何もない
リーダーを引き受けなくてよかったわ
この時に研修中は女子グループとは可能な限り関わり合わないことを誓う
全員揃ったので地下鉄に乗って西単駅の近くにある本屋に行く
ちなみにこのときに切符の買い方や地下鉄の乗り方などを覚えた
切符は距離に関係なく1回乗るのに3元(48円)でした


本屋に着いて自由行動だったので卒論用の本『孫臏兵法』を探すが見つからない
古代思想や古代文学のコーナーをくまなく見たが見つからない
仕方ないので店員さんに中国語で聞いてみた
いや〜
おいどんの『孫臏兵法』の発音が悪くて全然通じないw
仕方ないので『孫子兵法』で聞いてみたら置いてある場所を教えてもらえた
そこはなんと
軍事関係のコーナーだった!
戦闘機や武器なんかの本に混じって置いてある『孫子兵法』
孫子兵法』はあったが肝心の『孫臏兵法』がない!
困ったな〜
と思いつつ『孫子兵法』を読んでいると「孫臏」の名前を発見!
店員さんに「孫臏」の名前を見せながら
この人の兵法書はどこですか〜?
と、中国語で聞き、ちゃんと通じましたよ!
いやっほ〜w
そして購入したのが写真の本です
孫子兵法』と『孫臏兵法』が1冊になっているんですよ
これ1冊で卒論が書けちゃうというおいしい本
ちなみにお値段は12元(192円)


おいどんの目的は完了したので、同級生から頼まれていた『平妖伝』という本と『吻所有女孩』という本を探す
平妖伝』はそれなりに有名なので簡単に見つかると思ったが見つからず、店員さんに聞いてみた
またしてもおいどんの発音が悪く通じてないっぽい
平妖伝と文字に書いて聞いたのだがそんな本はないと言われた
中国では違う漢字なのかもね
それならおいどんの発音が悪かったから通じなかったとは限らないね


次に『吻所有女孩』という本を探したが見つからず、店内ですれ違った教授に聞いてみたらこの本はなんと
エロ小説
とのことだった
同級生のTR君はエロ小説で卒論を書くつもりなのか・・・
チャレンジャーだぜw
でも一応確認しておくか
TR君にメールでエロ小説なんだけど〜と説明をすると即返事があり別の現代人気小説にしてくれとのことだったので店員に聞いてお勧めされた『印度墨』という本を購入
本を買い終わったので近くの中国銀行本店を外から見て、そこからタクシーで寮に戻りました
西単から寮までタクシーで20元もかかったので今後はタクシーは使わないと決めた
晩ご飯は普通に食べて、夜中に散歩に行き、翌日からの授業に備えて寝るのでした
つづく


ここからは今日の話


今日は出かけるつもりだったのだが、中国で仲良くなった宗先生からMSNで声をかけらて2時間くらいチャットをしていまい、中途半端な時間になってしまったので宿題のレポートの続きをすることにした
宗先生はおいどんたち日本人の学生みんなの先生というわけではなく、おいどんだけの先生なのです
詳しい話は後日書きますが、一番仲良くなった中国人の学生さんですね
笑顔がキュートでとてもおいどん好みのかわいい女性でした
研修で一緒だった同級生のFさんから
宗先生はおいどんの好みでしょ〜?
と、言い当てられてしまったw


その宗先生とのチャットの一部


宋冬雪 の発言:←宗先生
杭州和苏州都是很好的地方
杭州と蘇州はどちらもとても良い所です)


ブッフォン の発言:←これがおいどん

非常漂亮
(そうですね とても綺麗なところです)


宋冬雪 の発言:
春天也挺好的
(春もとてもいいです)


ブッフォン の発言:
要是有机会一起去春天
(もし機会があったら春に一緒に行きましょう)


宋冬雪 の発言:
好的
(いいですよ)

なかなかいい感じでしょ〜?
目指せ!春のラブラブデート!


それから江先生からも話し掛けられて1時間ほどチャットをしてブログを書き出したんだけど
あまりだらだらとこの研修ネタが続くのも良くないと判断し、3時間以上かけてここまで書いたw
明日はしろやんさんにお土産を渡しに行くので、そのついでに戦場の絆をやりに行くぜ!


今日の食事は朝抜き、昼は昨日買ってきたビッグマック、夜はお中元で送ってきてあったアワビを刺身にして食べたw