中国語学研修でこんなことあったよ! 第7話

8月12日日曜日
この日が一番の思い出です!
この日は朝から万里の長城&定陵というところに見学に行くことになっていたのだが
昨日からの具合の悪さがまだ残っていた上、朝から日差しが強かった
万里の長城は日影がない場所なので、これだけ日差しが強く、朝から夕方までぶっ通しで見学はだるかったし、昨日のことがあったので
同室君に具合が悪いから休む旨を伝えて貰って部屋で寝てました
お昼の12時になり、大分具合が良くなってきたので、密かに観光に行きたいと計画していた場所に1人で行くことにしました〜!
その場所とは北京から70kmほど離れたところにある涿州!
涿県って言った方がわかるかな?
三国志劉備が生まれたところです〜!
他の男子は三国志に興味がある人がいなかったので(三国志どころか中国の歴史全般に疎くて語るに足りなかった)1人で行くしかなかったんですよね〜
涿州に行く方法は2つ
北京の天橋というところから長距離バスで行くか、北京西駅から列車で行くかのどちらかだ
1人で列車に乗ったことがなかったので何事もチャレンジと思い列車で行くことにし、北京西駅に向かうのでした


持って行く物は地図、カメラ、ガイドブック、電子辞書、ミネラルウォーター、帽子、サングラス、語学研修の授業で使っている教科書
まず寮の近くのバス停からバスに乗って西単に向かう
そのバスの中でおいどんが立っていると、前に座っていたおじいさんが「荷物が重そうだね。持ってあげようか?」と中国語で声をかけてくれた
かなり重いし申し訳ないので気持ちだけいただいてお断りした
中国人の年配の方も良い人が多いな〜と感動
西単に着いてから中国銀行本店に行き、日本円を中国元に両替しに行ったら、ドルは毎日両替できるけど、日本円は月曜〜金曜だけと言われた
そうか
日本円は土日は両替できないのか
一つお利口さんになったぜ


それからバスに乗って北京西駅へと向かう
13時10分頃に北京西駅に到着し、まずは時刻表と路線図を探して駅の中をうろうろしたんだけど、なんていうか駅の周りから中まで凄い人だわ
路線図は無かったのだが時刻表に涿州を通る列車のことが書いてあったぜ
13時40分発の信陽行きの列車が涿州を通るのを確認
それから切符売場を探すと自動券売機はなく、全て駅員に口頭で行き先と乗りたい列車を言って買うようだ
とりあえず電子辞書で発音と文法を確認をして切符売場に!
なかなか通じなかったがちゃんと切符を購入
70km離れた涿州まで硬座のキップにして8元でした
ちなみに長距離列車は4等級に車両が分かれていて、硬座(座る自由席)、軟座(座る指定席)、硬臥(6人部屋の寝台車 入口にドアがない)、軟臥(4人部屋の寝台車 入口にドアがあり鍵もかかりエアコンもある)の順番で値段が高くなります
切符売場の建物内で改札口を探したが見つからず、駅員に聞くと改札口は別の建物と言われ、そっちの建物に行く
改札口がある建物に入るときに切符の確認と荷物検査を受けた
その建物の2階に上がると改札口が3カ所あり、おいどんが乗る列車の改札口に並んでホームに入る
乗る列車の行き先と車両を確認してから乗り込むと非常に混んでいたw
なので発車直前までホームにいて、発車の時に列車に乗り込んで出発
涿州は次の駅なのだが50分かかると書いてあった
70kmだしそんなもんだな
硬座って車両がなかなかおもしろい込み方だったので携帯で写真を撮り、瑞麗さんにメールを書いていると、携帯を覗き込んでくる男性が1人

これがその時の車内
気にせずメールを書き終えて送信すると送信できなかった
すると覗き込んでいた男性が
「メールは送れたかい?」と中国語で聞いてきたので
「ダメでした。もう一回送ってみます」と答えてからもう一度送信してみたがダメだった
北京郊外に出ちゃうと移動している列車から写真を添付したメールの送信は厳しいのかもしれない
諦めて教科書を取り出し、翌日の授業の予習を始めると、この覗き込んできた男性が色々中国語で聞いてくる
どこの国から来たのか、何が目的で中国に来たのか、何を読んでいるか、どこに行くのかなどなど
それらに答えると教科書を読んでみろと言われ、読むとおいどんの発音の悪い所を発音して教えてくれた
中国人はいい人が多いぜ


こんな感じで30分ほど勉強して14時半に涿州駅に到着
駅を降りると非常に寂れた町だった・・・
駅前にタクシーの姿はなく、人力三輪タクシーのみだった
ちなみに行きたい場所は劉備生誕の地と張飛を祀った「張飛廟」と劉備関羽張飛の3人が桃園の誓いをした「楼桑三義宮」の3カ所だ
この3カ所ともそれぞれ涿州駅から車で10〜20分離れているとのことだったので、人力タクシーでは無理と判断
タクシーを探して街をうろうろ・・・
30分後にタクシーを見つけてこの3カ所に行って欲しいと言うと観光している間、待たなきゃいけないからその分のお金もくれみたいな感じのことを言っている気がしたw
3カ所行くなら150元、2カ所行くのなら100元と言われたので別のタクシーにするかってことでタクシーを降りようとすると
3カ所90元、2カ所60元になったので劉備生誕の地は諦めて(石碑があるだけらしいから)、張飛廟と桃園に行くことにした


タクシーで高速道路を15分ほど走って、まずは張飛廟から

入場料20元を払って中に入ると
誰も観光客はいなかった!
まぁ、張飛の人気を考えるとこんなもんだ・・・
おかげでこの張飛廟のガイドさんとマンツーマンで見学
でもガイドさんが言っていることはさっぱりわかりませんでした
うひひ
三国志演義張飛関羽と出会うきっかけになった肉を隠した井戸や張飛の像などなど
演義を元に作られたような場所だなぁ
というのがおいどんの感想
20分くらい見学してからタクシーに戻り、次は楼桑三義宮に向かう


張飛廟から楼桑三義宮まで高速道路を使って10分くらいで到着
途中の普通の公園に劉備関羽張飛の3人の銅像があった
またタクシーに待っていてもらい、楼桑三義宮に入ると入場料は20元だった

これが楼桑三義宮の入場券
楼桑三義宮は結構広くて観光客もそこそこいたが、文化大革命の折に破壊され、その後に再建された建物とのことだった
こっちでもガイドさんとマンツーマンで回ったけど何を言っているのかさっぱりw
趙雲の像があったので、1枚10元の勉強成就のお守りを購入し、おいどんの名前を書いて趙雲の像にかけてきました
後は姓名判断で300元寄付するといいことがあるとか胡散臭さ満点のことを言われたりお守りをもっと買え〜とうざかったですw
んで見学を終えてからタクシーに戻り涿州駅の近くまで送ってもらって60元を払う
そしてこの後予想もしなかった事態が・・・
つづく


ここからは今日の話
中国で撮ってきた写真をパソコンに落とそうとしたところうまくいかず、メーカーのオリンパスに電話で聞いたらカメラ本体とメディアをメーカー修理の必要があると言われましたw
メーカー修理の際、画像が消える可能性が高いので、それを了承の上で出してくれとのことで
今日の話の張飛廟や楼桑三義宮の写真は載せられないかもしれません
それどころかこれ以降の写真も携帯で撮った写真しかないことになっちゃいます
まいった〜
一緒に研修に行ったFさんに楼桑三義宮の写真をあげるよ〜とか豪語してたのにやばい雲行きになってきた
Fさん
もしダメだったらごめんよ〜


後はレポートを書いたり、夜は大阪のMさんと午前3時くらいまでチャットしてたぜ
女の子とチャットは楽しいのう〜
今日はこんな1日だった