2月29日から今日までの事 その2

昨日の続き


寮に到着しフロントで名前を言って部屋を聞くと同室は誰が良いか聞かれたw
同室ってどういうことよ?
日本にいる時に1人部屋をお願いしておいたはずだけど〜
と言うと今1人部屋は空いていないから2人部屋しかないと言われ、同室は日本人が良いと答えたら日本人はいないと言われたw
どこの国の人がいるのかと聞くと
韓国人かモンゴル人
と言われたw
ちょっと待ってよw
韓国語もモンゴル語もさっぱりだぜ?
中国語を共通語にして話すんだろうけど俺の今の語学力で可能なのか?!
こんな状況はまったく想定していなかった・・・
韓国人って基本的に日本人を良く思っていないよね?
竹島問題とか持ち出されて日本人的模範解答をすると激昂されそうで怖いよね・・・
モンゴル人ってどうなのかな?
モンゴル人なら朝青龍の話だけしていれば平和な寮生活を送れそうな気がしないでもない・・・
苦渋の選択の末、モンゴル人と住むことになった
ちなみに寮は留学生専用の寮なので中国人以外の学生がいる
8割が韓国人で残りは日本人、カンボジア人、モンゴル人、イタリア人、アフリカ系の方などだ
光熱費込み2ヶ月分の家賃1050元を払い、インターネットを引くかどうか聞かれたが、1人部屋が空き次第移るので今はいらないと答えて部屋の鍵を貰って部屋に行く
部屋の前に着き、同室となるモンゴル人との会話を想定して挨拶や自己紹介などをもう一度頭の中で整理してからドアを開ける
なんとそこには
誰もいなかった!
くっそw
ドアの前で10分くらい言葉を整理していた時間を返せ〜w
中に入ると空きベッドと空き机があるので必要な物をだけ出して足りない物を確認してメモし、コンビニまで買い物に行こうとしたらこのフロアの寮母さんが来て色々な説明をしてくれました
当然中国語での説明なので3割もわからなかったぜw
でもウンウンうなずいて最後に「明白了」(ミンバイラ わかりました)と言っておいたw
寮母さんの説明中、廊下を歩いていた5人の女の子が日本語をしゃべっていたので、まったく日本人がいないわけじゃないだな〜とちょっと安心したw
それからコンビニを探して外をうろうろしたんだけど、電力事情のせいなのか開いている店でも暗いから開いているか分かり辛い
でも2月の平均気温がマイナス15度とか聞いていたけど積雪も道の端の方にしかないし、気温も氷点下にはなってないんじゃないかな
空気は非常に乾燥しているかな
明るいコンビニがあったのでとりあえず水5リットルとパンを1個を買って部屋に戻り、中国語の勉強の本を出して読もうと思ったら室内が本を読むには暗いことに気が付いた
こりゃ明日は電気スタンドを買ってこないと勉強にならんな〜と思いつつ眠くなるまで勉強してから寝ました
ちなみに寮の中は非常に温かいです
ユニットバスにも暖房が設置されています


3月1日(ここからは現地時間で書きます)
10時に目が覚めて出かけるためにシャワーを浴びようとしたらお湯が出ない・・・
困ったな〜
水がかなり冷たいので軽く体を拭くだけにし、それから必要な物を買いに行くことにした
電気スタンド、トイレットペーパー、ヘッドホンマイク、香水、洗剤、コップ、ハサミ、トイレ用スリッパ、部屋用スリッパなどなど
そして忘れちゃいけない現地の地図
荷物をいったん部屋に置いてから地図を片手に寮の周辺の散策に行くことにした
寮を出る前に吉林大学の国際交流課の方に到着の報告をしないと思い国際交流室へ行ったのだが、土曜日だからなのか閉まっていた
ドアの前でどうしようかな〜と考えていたら女性職員に「何か用事ですか?」と聞かれ「昨日到着した日本の留学生です」と答えると「担当は華先生で月曜日に来ます」と教えられた
他にも何か言っていたが中国語のみだったので聞き取れずw


明日も暇になるんだな〜と思いつつ散策に出かけた
欧米系の飯屋はケンタが1軒あるだけで日本系はなし・・・
後は韓国系と中国系が半々くらい
どうも長春は韓国人が多いみたいだ
24時間営業の韓国系レストランも確認
駅も近くにあって中心地である長春駅に行くのもそんなに大変じゃなさそうな感じだな
2時間くらい散策をして18時頃、寮に戻ろうとしたら歩いていた男性に


男性「どこかに行きたいのですか?」
おいどん「友誼会館(留学生寮の名前)に戻るところです」
男性「あなたは留学生ですか?」
おいどん「はい」
男性「どこから留学に来たのですか?」
おいどん「日本から来ました」
ここまで中国語
以下日本語と中国語併用
男性「私は吉林大学で日本語を勉強しています」と言って学生証を見せてくれた
男性「私はあなたに中国語を教えることができるので、あなたは私に日本語を教えてくれないでしょうか?」
おいどん「わかりました しかし明後日から授業が始まるので暇な時に会って話しましょう」
男性「私は徐といいます 今は時間がありますか?」
おいどん「今から晩ご飯を食べに行きます」
徐さん「私も一緒に行っていいでしょうか?食べながら話しましょう」
おいどん「一緒に行きましょう」
ということで偶然知り合った吉林大学の学生の徐さんと一緒に徐さんお勧めの餃子のお店へ行くことになった
いや〜
すげ〜安いわ
2人前(10個くらい)で2.5元(日本円で40円)〜5元(80円)
徐さんと2人で4人前食べて11元(176円)
1時間半くらい中国語と日本語で話しながら食事をしてから徐さんの携帯番号を教えて貰い、そこで別れておいどんは寮へ戻りまた昨日と同じように勉強をしてから午前2時過ぎには寝ました
ちなみにこの日もモンゴル人は不在w
ランゲージパートナー(双方で言語を教え合う友人)を作ることは結構難しいと聞いていたが、運良く1人目を確保できてラッキーな1日だった


3月2日
朝9時半頃、部屋に設置されている電話が鳴り目が覚めた
電話に出ると日本語で1階の国際交流室に来るようにとだけ言われた
一昨日も昨日もシャワーを浴びていないので、さすがにまずいな〜と思ってとりあえずお湯が出るか確認したのだが、やっぱりお湯は出なかったので水でシャワーを浴びて支度をして1階の交流室へ行った(留学生寮の1階に国際交流課の事務室と交流室がある)
そこで女の子5人と男性が1人いて、男性が華先生だった
なんで呼ばれたかというと中国の居留許可証の申請用紙に記入が必要だったので、おいどんと同じく一昨日到着した女の子5人と一緒に書き方を教わった
そこで軽く自己紹介し、彼女らは名古屋の同じ大学からの留学生ということだった
申請書を書き終えると彼女ら5人が中国銀行に口座を作りたいと言うと、華先生が一緒に来て作り方を教えてくれることとなった
おいどんは口座を作らないけど両替には中国銀行に行かないといけないので、中国銀行の場所の確認と通帳作りの後学のために一緒に行くことにした
寮から徒歩10分のところに中国銀行があった
昨日の散歩では気が付かなかったw
そこで5人が通帳を作るのを見聞きしていたのだが、通帳には海外から振り込める通帳と振り込めない通帳があること、通帳は無料だがカードを作るには10元が必要なこと、通帳を作る際に手数料100元が必要だが、この100元は貯金として通帳に入っているということ
ちなみにおいどんは今回は三井住友銀行のインターナショナルキャッシュカードがあるので日本の口座から現金を引き出せるので、中国で口座を作る必要はないのです
口座を作った後、華先生の大学通勤用のお宅(学生も住むことが可能 大学の寮より安くて便利 空き部屋はほとんどないw 先生の家族が住んでいる家は近くに別にある)にお邪魔して中国人の生活を見せてもらった
そのとき一緒にいた1人の女の子が銀行で全額預けてしまって日本円が少しあるけど元がないと言っていたので(日曜日だから貯金はできるが両替はできない)9000円分を両替してあげた
この子がなかなかいい子なのだ(照


先生のお宅を拝見した後、華先生が学食の場所を教えるのでみんなで食べに行きましょうとおっしゃったので、みんなで吉林大学の学食へ昼食に行きました
学食の広さは30m*30mくらいかな
結構広くて四川料理、韓国料理、上海料理、串焼き、餃子などのお店が14軒
思い思いに注文してみんなでしゃべりながら食べました
ちなみにおいどんは牛肉面(ラーメンに味付けをした牛肉が乗っている 6元)と餃子(この前の日に食べた餃子よりも大き目で8個 4元)を買ってきて、餃子はみんなで分けて食べました
牛肉面ははまりそうなくらいおいしかった
女の子たちはおいしいおいしいと餃子を食べていたが、昨日の餃子専門店に比べるとやっぱり劣る
きっと気を使って言ってくれたのだろう
いい子たちだな〜


食事の後、寮の国際交流室に戻ると彼女たちが繁華街に行くので一緒に行かないかと誘ってくれたのでもちろん了承する
華先生が繁華街の近くに用事があって車で行くから3人は先生の車、残りの3人はタクシーで行くことになり、現地で合流することになった
タクシーに乗ってみたいという女の子が3人いたのでおいどんは先生の車で行くことになり、別々に繁華街にいったのだが凄い人でタクシー組の3人がどこにいるのかさっぱりわからなかった
20分くらい探したのだが結局見つからなかったので車組の女の子2人とおいどんの3人でウィンドウショッピング
1時間くらいあれこれ見ながらおしゃべりをしていたら「赤旗街地下商場」の看板を発見!
ここはガイドブックに載っていてチェックしておいた場所じゃないですか〜!
女の子2人にちょっと見に行きたいのでと30分後に待ち合わせをしてレッツゴーw
ここに来た目的は豊富なCDとDVDと安い衣類なのです
特に鳳凰から頼まれていたDVDがあるので、それの確認を兼ねてだったんですよね
ちなみに頼まれていたDVDは「全身ピチピチタイツを着て相手を押し倒してハァハァ言いながら相手と一緒に地球を壊す宇宙人のお話」かな
去年、北京へ行った時も頼まれていたのだが、こういうのはまったくなかったんですよね
北京にないんだから吉林にもないだろ〜と思っていたが大間違い
「5人以上で(一時期3人の物もあったが)1人の敵をリンチにするお話」もあるじゃないですか〜
選びに選んで14種類
女の子と一緒に来なくてよかったw
本当に自分用じゃないけど、これだけ大量に買ったら信じてもらえないわ〜w
任務完了ってことで地上に出て合流地点に行き女の子2人と合流
そして鳳凰へ買ったタイトルをメールで送信
結局タクシー組と合流できなさそうなのでそろそろ帰ろういうことでタクシーに乗って寮に戻るとタクシー組の女の子たちはすでに寮に戻っていました
女の子たちは晩ご飯に行くようだったので、おいどんはそこで別れて自室に戻って勉強し、3月3日から授業開始なので23時前には寝ちゃいました


ちなみにこの日に知り合った日本人の女の子5人の中の1人が去年の8月に1ヶ月間、吉林大学に短期留学していたとのことでシャワーのお湯のことと洗濯のことがわかりましたよ
お湯は7時〜8時の1時間と20時〜22時の2時間の計3時間だけしか出ないとのことw
洗濯は洗濯室があって、1階のフロントで洗濯コイン(1回1枚で1枚3元)を買って使うとのことでした
ありがたやりがたや〜