カルチャーショック

今日は土曜日〜
午前中は部屋の掃除をして午後から中国人の学生と勉強
王さんとの互相学習を止めたので別の人を探していたんですよ
互相学習をする中国人の学生にかなり厳しい条件を付けたんですが、それをクリアした人を1人紹介してもらいました
どんな条件かというと
1.中国語の古文を勉強中、もしくは勉強したことがある
2.漢詩を勉強中、もしくは勉強したことがある
3.あくまで互相学習であり、おいどんは日本語の先生ではないので中国語もちゃんと教えてくれること
の3点でした
会ってみてびっくり
なんと女性だった
名前は趙さん
う〜む
とりあえずやってみるかってことで勉強開始
日本語を習い始めてまだ半年なのでどうしても中国語で話す必要も出てくるのでおいどんにも十分メリットがある
また彼女は非常に親日家で、第二次世界大戦のことばかり強調されるがアヘン戦争のことがほとんど言われないことに憤りを感じていて、日本の明治維新という日本の歴史的改革を中国にもと考えているそうだ
漢詩や古典の話もそれなりについてこれたし、彼女自身も漢詩を書くことがあるとのこと
なるほどね〜
なかなかの才女だ
サイナさんとのデート晩ご飯のこともあったので18時までの約5時間で終了
次回は明日の夜か火曜の16時となった
趙さんのルックスについては秘密^^


18時になったのでサイナさんにメールを入れると、連絡が遅いからキャンセルになったと思い、いま友達と食べに来ているとのことだったw
勉強をしていたら遅くなった ごめんね〜とメールをしたら、明日の晩ご飯は一緒に食べましょうと返事が来た
ふ〜w
怒ってないみたいだ
晩ご飯はどうしようかな〜ってことで池君に電話をしてみる
おいどん「池君 晩ご飯食べに行こうぜ〜」
池君「あれ〜?サイナさんと晩ご飯じゃないの?」
おいどん「今日は行かないで明日行くことになった」
池君「そうなんだ でも僕は15時にお昼ご飯を食べたからお腹が空いてないよ」
おいどん「そっか んじゃ20時半頃に食べに行かない?」
池君「その時間ならいいよ〜」
ってことで20時半に待ち合わせをして餃子を食べに行き、食後はwal-martへ買い物
買い物の後、wal-martに隣接しているケンタッキーでソフトクリーム(3元)を食べてから池君と別れて帰宅し、このブログを書いている
書き終わったら予習をして寝ます〜


さてここからは中国においてカルチャーショックを受けたことを何点か書きます


・電車内の電光掲示
注意事項が流れるんだけど「電車内で自転車に乗らない」「以下の物の持ち込みを禁止する 汚物 異臭を放つ物 生物化学兵器 放射能物質
生物化学兵器って一般市民がそんなに簡単に手に入る物なのか?w
さらに放射能物質とか・・・


・サービス品
先日、カップラーメンを購入した時に割り箸がないのか?と店員に聞くとないと言われ、食べる時に蓋を開けてみたら中にプラスチックフォークが入っていた
カップアイスを買った時もスプーンはないのか?と店員に聞くとないと言われ、蓋を開けてみたら二重蓋になっていてスプーンが入っていた
日本では普通に置いてある割り箸、スプーン、ストローなどのサービス品は置いておらず、ほとんどが商品と一体化されている
このことを趙さんに聞いたところ、サービス品として置いておくと1人で全部持って行く人が大勢いるし、お店も無料で配布する物を一纏めにして有料で売ったりするからだということ
見ず知らずの他人に対する配慮はあまりないですね


・ネットの規制
どういう基準なのかは知らないが中国からでは見ることができないサイトが多い
ニコニコ動画YouTubewikiの一部(三国志登場人物一覧も見れなかった)、●●ッ●問題関連のニュースサイト
鳳凰や他の方からこのサイト見て〜とURLを送られても半分以上見ることができなかったw
中国の古典関連のサイトも見れなくて困っています(涙


・●●ッ●問題
日本の友人からどういう報道してる〜?というメールが非常に多くて対応が結構大変でした
こっちでは「実際見てもいないのに噂をしたり情報を流すことを禁ず 違反した場合は厳罰に処す どこで爆発があったのか どこで銃撃戦があったのか 知っている人は正確にその場所を言ってみろ 言えないはずだ 全てはデマだからだ」と言われております
発生当時も報道は「デモに混じって暴動を起こすことを計画していた暴徒が、刀や鉄の棒で武装し警官隊に多数の負傷者が出たが、警官隊の催涙弾による威嚇攻撃で暴動は鎮圧することができた。死者は暴徒が一般市民を殺した10数人のみ」って感じでした
情報統制の凄さがわかりますねぇ
この問題に関して絶対にコメントを書かないでください
書かれても即削除&以降の書き込み禁止にしますのでご了承ください
それだけ中国では微妙な問題なのです


・中国の悪意の翻訳
日本と中国の関係を悪くしている原因の一つに「悪意ある翻訳」があります
これは今日、趙さんから聞いた話なのですが、日本の首相が「我が国は先の大戦においては中国に多大なご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申しあげます」と言ったとしても中国語に翻訳する人に悪意があると「我が国は先の戦争で中国にたくさんの被害を与えた ごめんなさい」となってしまったそうです
この翻訳では日本の謝意が正確に伝わらないのも当然ですよね
福田首相の訪中の時も台湾問題の発言を捻じ曲げて翻訳したため、まったく違う意味になってしまい、福田首相が訂正するように求める場面もあったのは記憶に新しいと思います
そんなことが日常茶飯事なんですよ
それがわかっているのに日本人が日本語をしゃべって中国人に翻訳させて外交をしている点を見ても日本の外交下手がよくわかる
中国と何かしらの関係がある方はこの辺を特に注意なさることが必要だと思います