9月26日からの旅行 その3

9月28日


この日は朝から昨日会った西南交通大学の学生と2人で都江堰に行ってきました

大学の校門に9時に待ち合わせをして、バスに乗って都江堰へ
実を言うとこの日付き合ってくれた張さんは授業があったんですよ
おいどん自身は1人で観光とか問題ないので1人で行くつもりだったのだが、張さんが都江堰は四川大地震の影響が残っていて危険なので1人は止めた方が良いとアドバイスしてくれたので、彼女のお言葉に甘えて授業を休んで貰い、一緒に行ったわけなんですよ
10時半頃に都江堰へ到着〜

ここが都江堰のバス駅だ〜
って駅の表のガラスが右上の一部を残して全部割れてますよw
ちなみにこの都江堰は震源地だった汶川(ぶんせん)のすぐ南にある観光地で、地震発生直後から観光施設が壊滅的ダメージを受けたと報道されていたところなんですよ


とりあえずここの観光をしようか〜ということで観光会社を探したのだが全て看板だけで人がいない・・・
そこらにいた人に観光会社はどこにありますか?と聞くと
地震の影響で観光客が来なくなって全部潰れたよ
とのことだった・・・
地震からもうすぐで半年になるし、間に北京オリンピックなんかがあって忘れてたけど、地震の爪後は大きいようだな
観光会社はないしどこに行けばいいのかもわからない
張さんは去年の8月にここに観光に来たことがあるとのことだったのでどうすればいい?と聞くと、バスでは行けないので観光会社がないのならタクシーをチャーターするしかないとのことだった
行きたいところなどをおいどんは説明できないので張さんにお任せし、潰れた観光会社でガイドをしていたという男性と観光案内の交渉成立
都江堰の有名な公園はまだ入れないので、それ以外の場所を回るということだった
そのガイドの車に乗って都江堰に向かっている途中

思いっきりぶっ壊れてます・・・

ここなんか三ツ星ホテルだったのにこの壊れ方なので放棄されたそうです


走ること15分

山の上から都江堰が見えました
さらに走ること10分

都江堰の横まで移動

でも地面は地震の影響でこんな感じでしたよ


観光地にはまだ入ることができないので都江堰はこれで終わり、次に何とかという有名なダムに向かう
だって固有名詞とか聞かされても漢字なんかさっぱりワカンネ
彼女に聞けばよかったな
後でSkypeで確認できたら書き直しておきます

ダムの真横の山が崩れて片側通行でした
う〜む

ここは元々ダム見学用の駐車場だったそうですが、写真ではわかり辛いかもしれませんがここも地震の影響で左側に下って傾いているんですよ



ちょっと曇っていましたが景色は最高でした
彼女ととかと一緒に観光に来たかったな〜と思える場所でしたね


帰りも街中を走りましたが

ちょっと古い建物はほとんどがこんな感じに半壊したそうです
これは復興にまだまだ時間がかかりそうですな


これで都江堰の観光は終わり、お昼ご飯を食べてから一旦西南交通大学近くのホテルに戻って荷物を取り、張さんと一緒に成都市内の観光へ行きました
時間はすでに16時
がんばって回っても後2ヶ所だなということでまずは永陵博物館へ

ここが永陵博物館です
ぶっちゃけ大した博物館ではないので20分で見学終了w


次に金沙遺跡博物館に行こう〜となり、タクシーを拾おうとしたんだけど、帰宅時間&渋滞で空車が全然来ない
待つこと50分・・・
やっと捕まえて金沙遺跡博物館に移動し17時29分に到着

ここね
そしてすぐに入場券売り場に行くと17時半まで入場券を売っているはずなのにすでに販売終了になっていて販売員の姿もなかった・・・
17時半に近いからもう人は来ないだろ〜と販売員は考えて勝手に販売終了にしたっぽい
う〜ん
参ったな〜
どうしようか?と張さんに聞くと、彼女は出口の方へ行き、おいどんを指さして
「彼は外国人で明日帰国するんです。ちゃんと17時半前に来たのに販売員が勝手に入場券を販売終了したせいで入れないんです。なんとかなりませんか?」
それに対して出口の警備員は・・・
入っていいよ
との答えだった!
うは!
中国のいい加減な警備万歳!
なんて良い人なんだ!
こういうのがあるからおいどんは中国人が大好きなんだよね〜
本来は2人で180元(約2880円)の入場料を払わないといけないところだったのだが、それも無料になっちゃいましたw
さっそく出口から中に入って見学開始

これがこの博物館のメインとなる展示物の一つ
金でできた紋章
ちなみにこの金沙遺跡博物館とは、この四川盆地漢民族が侵入する以前にいた民族の遺跡で、高度に発達した銅や金の細工物を作ることができた民族なのです

これがもう一つのメインとなる金でできた仮面の展示物
これの大きさは人間の顔の実物大です
明らかに漢民族とは違った文化を持っている形ですね
考古学上、非常に貴重な遺跡なので本当に入ることができて良かったです
張さんのファインプレイと出口の警備員の杜撰さに感謝!


金沙遺跡博物館を見終わった後、ちょっと飲み物を買いに北の方に歩くと

黄忠だw

うは
ここも黄忠だw

黄忠派出所w

黄忠小学校まであるとか成都の人はどんだけ黄忠が好きなんですか?w


この後、コンビニで

体に悪そうな色をしたゲーターレード(中国語だと「桂得楽」でグイドゥルー)を購入し、張さんと一緒に四川火鍋(四川風しゃぶしゃぶ)を食べに行きました


四川火鍋とか辛いんじゃないの?と聞いたのだが(おいどんは辛過ぎる物は食べられない)、大丈夫大丈夫という張さんの言葉を信じてちょっと高級なお店に行きました

このお店〜
早速張さんと相談しながら食べ切れないくらい色々と注文
火鍋のスープは辛くないやつで!
念を押したのだが

こんなスープが出てきました・・・
こんなの食えるかよ!
店員に辛くなやつって言ったじゃん!と文句を言うと、真ん中のスープは辛くないのでそこで食え!と言われた・・・
むぅ
とりあえず食べるか〜と火鍋に食材を当然辛くないところに放り込んでいく
張さんは辛くても食べられると言うことで辛い方に放り込んでいたw
煮えたところでごま油とオイスターソースを混ぜたタレに付けて食べたんだけど確かにウマイ!
張さんが辛くないですよ〜と辛いスープで煮た肉をおいどんのタレ皿に入れたので食べてみたのだが
こんな辛いの食えるか〜!
というくらい辛かった・・・
というわけでこれ以降は辛くないスープで食べましたw
1時間半くらい話しながら食べて、お会計は160元(約2560円)くらいだったかな


この日で成都の観光は終りなので、張さんと別れて成都駅へ向かい、西安駅行きの汽車の切符を買おうとしたら満席と言われたので、駅員の勧めで西安駅には行かないが、西安南駅にまで行く汽車なら空席があるとのことで切符を購入
こうしてこの日のうちに成都を離れて西安に向かうのでした
つづく